いつも矢口先生に言われている事!!
➀ 説明は簡潔に、最小限にする。生徒はレクチャーを聞きに来ている訳ではないのだ。
② 指導のポイントを明確に。
③ 質問をされたら、即、答える。『Well.......』と
④ 欠点を素早く見つけ、改善の仕方を与える。
等々.......
⑴ まず生徒に自己紹介をし、リラックスさせる。
⑵ 試験官に対してお尻を見せない。
⑶ 皆に聞こえる様、自信を持って、はっきりとゆっくりと大きな声でしゃべる。
実技試験は、リアルな色帯の生徒(黄色から紫、年齢性別国籍様々)に対し、試験官が『では、前蹴りを教えて。』とか、『追い突きを教えて。』とか課題を出す。
この課題の出し方も、素直に技を言わない事も有り、『え?なにそれ??追い突きの事??』と大変混乱する課題もあった。
制限時間は特にないが、あまりに長いとストップがかかる。その後、質疑応答。これがまた曲者で、まともな質問もあれば、正確に教えているのにわざと『本当にそれでいいのか?』という質問も飛ぶ。
待っている間試験を見ていて、だんだん不安になって来た。
中には、よくもまあこれ程次から次へと言葉が出て来るもんだ、と感心する位ぺらぺらぺらぺら....∞....と喋る人もいて、途中で寝そうになりました。(残念ながらこの人は受かりませんでした。)
ついに呼ばれてしまった。
私の生徒クンは、紫帯の12歳位の男の子。 足がひょろ長い。
課題は『横蹴り蹴上げ。』⇊⇊
まず、自己紹介。『PICOです、よろしくね!名前なんて言うの?』『xxx.....』彼も緊張しているらしく、声が小さくて聞き取れない。『緊張しないで、大丈夫だから。』と彼にも、そして自分にも言い聞かせる。
課題の『横蹴り蹴上げ』。
これは、その名の通り横に蹴り上げるのだが、始めから簡単に出来てしまう人と、いつまでたってもできない人と、はっきり二通りに分かれる。骨盤をパカッと割る様な感じで軽く蹴り上げるのだが、そういう風に骨盤を意識した事がある人なんてまずいないし、腰をリラックスさせることから覚えないとなかなか難しいのです。
果たして彼は........腰が硬かった。
紫帯のレベルなら、横蹴上げの経験は十分あるはずなのだが、ま、こんなもんかな。
とにかく横蹴上げのポイントを簡潔に説明し、実際にやってもらう。
矢口先生とキャシー先生が、目の前で『本当にそれでいいのか??????』と言う表情でじーっと見ているのがとても気になったが.........いいはずなんだけど........
欠点を指摘し、どうすれば出来る様になるかを手取り足取り教える。
ひととおり教えた所で、終了。
審査員からの質問に答える。
『ターゲットはどこか?』『使用部分はどこか?』.........この答えはOKだとして、
矢口先生とキャシー先生が、『蹴り足が支え脚の後ろから出ているんだけど、それでいいのか?』と質問した。
超不安になりながら、『はい、そうです。』と答える。
すると、二人して、ホントかぁ~~~~~??????いいのか~~~~??????と言う表情でじーーーーっと見るので、ついに折れて、『ええーーっとぉ、では、違うやり方でやってみましょう。』と言ってしまった。
後でわかったのですが、横に移動しながらの蹴りだったので、これでいいんです。私のやり方は正しかった。でも、ひっかけの質問に見事にかかっちゃった訳ですな。あーあ、素直な自分が恨めしいや.......先生ってば私の性格、把握しすぎじゃ! (^_^;)
とにかく、試験は終わり!!!
やった!!!今夜は乾杯だべ!!!!
To be continued.......
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