2015年12月2日水曜日

チャンピオンとしての自覚 2015☆ISKF 国松空連空手全米大会#2.

 アメリカ対フィリピン親善試合。アメリカのエース・ヨーコちゃんの組手の動画。


去年パンアメリカンで勝った頃から、何となく「一目置かれてる感」が強まった。

自分でもやっと、チャンピオンとしての自覚が身に着いて来た様に思う。
慢心とは違う。日々の地道な稽古で身に付けた基礎を武器に、絶対に負けないんだという強い気持ち。
戦う相手はいつでも自分自身。そして試合にも勝つ。

他人からよく言われる、「優勝なんて簡単でしょう?」「勝ちは決まってるね」という言葉。
勝ち負けは結果。他の人にはわからない。負けないために、タイトルホルダーとして恥ずかしくない演武をするために、そのほんの数分間のために、裏でどれだけ努力しているか。
 
おこがましいですが、テニスのセリーナ・ウイリアムスが「勝つのはいつだって大変な事。」と言った時、凄く共感したのです。あのセリーナをもってしても、結果が楽勝だったとしても、勝つのは簡単じゃないんだって。彼女も人間だったんだって思いました。(^^ゞ

しかしそうは言っても、そんなにいつも気持ちを強く持てる訳じゃない。
流されそうになったり、しんどくなったり。


それに「勝つ」と言うのは漠然とした目標なので、へたすると独り歩きしかねない。
具体的なライバルがいると、集中し易くなるし、押し潰されそうになった時も「アイツに負けてたまるか!」って持ちこたえられるのですが.....

今年はサンフランシスコだから去年のアラスカより出場者は多いだろうし、あの人もいる、この人も出るかもしれない....ええ~い、束になってかかってこい!って意気込みだったのです。

が、今年の応募要項を見てガックリしました。
親善試合女子団体組手 1位アメリカ、2位フィリピン、3位カナダ


というのも、 ISKF 国際松涛館空手連盟 International Shotokan Karate Federation のルールでは、18歳から44歳までがアダルト部門、45歳以上がシニア部門なのですが、シニア部門に関しては大会側が若手シニアと年寄りシニアに分ける事もあるのです。そしてそれが今年もあった。残念な事に年寄りの方に年齢が引っ掛かった。ぐすん.....しかも年寄り部門は組手が無いと言う。


去年組手は断念したので、今年は張り切って組手に出るつもりだった。ホスト側に「組手やらせて!若い方に出させて!」と直訴したが受け入れられず.......

ならば仕方がない。形に集中するのみだ。
しかし問題はそのレベル。
私より年上で競争相手になりそうな人は(米国内のISKFでは)思い浮かばない。いつも大会で会うキャロルがいるが、彼女は個人戦は出ないと聞いてガックリ.....

ええい!だったら全員と闘ってやる!年齢性別分けなんてナンセンス!って事、お客さんと審判にハッキリ見せてやる!!と決めたのです。もうこれしかなかった。自分自身を奮い立たせるためには。
でも現実は結構キツかったです。
試合2か月前に足を怪我して運足が出来なくなった時は相当ヘコんだし。
日々殺気立ってくる私を、道場メイト達は扱いに困ったろうな~。皆さん大人なので本当に助かります。
本当にありがとう.......
私が勝つことによって、みんなの自信になれば嬉しいです。

To be continued........

^_-)-☆ツイッターはここをクリック!→PICO @msmiminta

2015☆ISKF 国松空連空手全米大会その他のエピソード☆#1.目標は優勝、油断大敵#2.チャンピオンとしての自覚#3.一目置かれてる?!#4.World Famous?#5.名コーチかも?!


***サプリ一口メモ***
カラダの血となり肉となる、大切なたんぱく質。抜群の品質、驚異のコストパフォーマンスのライブホエイLIVEWHEYを毎日飲もう。風邪もひきにくくなります。



livey.comnjtpower.com

0 件のコメント:

コメントを投稿