ポーリーン・ブラザース・ブラスバンドの動画。
何とも言えない深い味があって、胸がキュンとなりました。(^^♪
音楽の街、ニューオーリンズ。何とも言えない深い味があって、胸がキュンとなりました。(^^♪
街のどこを歩いていても、どこからかサックスの音が聞こえる.....
ペンキが剥げた古い木のドア、タイムトリップした様な街並み.......
お洒落な住民と、清掃車。地道に働く黒人達。
何もかもが絵になる街だ。
もしかしたら音楽が聞こえるのは錯覚で、街の雰囲気がそうさせているのかも知れない。
『路地にある小さなバーで、黒人の老ミュージシャンがソウルフルなジャズを演奏している。』最初に思い描いていたこういうバーは、
結果からいえば見つからなかった。店のバンドにロック系が多いのもがっかりした。もちろんスキルはとても高いんだけど、何となく『観光客が知っててウケる音楽を演奏してる』所が多かったように思う。ビジネスなんだから仕方ないけど、私の好みではない。
その代り、ストリートで演奏してる人達はもっと自由で、ジャズでR&Bで、心に沁みた。
中でも虜になったのが、上の動画、 ポーリーン・ブラザース・ブラスバンド The Paulin Brothers Brass Band である。遠くから聞こえて来た時、これだと思った。
音楽のする方へ急いで行くと、とてもオールドファッションな演奏をしている男達がいた。
ボーカル&クラリネットはリッキー、大きな黒人男性である。
彼の歌声と演奏には何ともいえない味があり、聞いてて胸がドキドキした。
大きな体をゆすり、軽やかなステップを踏み、自然体で歌っていた。
しばらく演奏を聞いていたウォッシュボードの奏者が『一緒にやらせてくれ』と頼んだ。リッキーはあまり乗り気で無かった様だがとりあえずやってみる事に。
はたして彼は、物凄く上手かった。(*_*)
絶妙の加減でリズムにメリハリをつけ、ぴりっとパンチの効いた音楽になった。
恐るべしNOLA。
彼らの演奏は帰る日まで出来るだけ聞きに行った。
どこでやるかも何時にやるのかも決まっていない。けれど演奏していればすぐに彼らだと分
かった。帰る直前にも聞きに行った。じーんと心に沁みて、彼らと離れるのがとても名残惜しかった。
ジャズ発祥の地、ニューオーリンズの音楽の歴史が良く分かる!
こちらをクリック→音楽都市ニューオーリンズ大特集!
To be continued......
(^^♪ニューオーリンズ の旅、その他のエピソードはこちら!
#1.フレンチ・クオーター、#2.絶品Po' Boy、#3.FISH BOWL $10、#4.Cafe Du Mounde、#5.墓地、#6.スワンプ&バイユー・ツアー、#7.絵になる街、ニューオーリンズ、#8.でっかいワニがいた!、#9.音楽の街、ニューオーリンズ、#10.やっぱりオイスター!、#11.ニューオーリンズにケイジャン料理はありません。、#12.マルディグラ、#13.願いをかなえるブードゥー人形
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