2013年10月16日水曜日

OLYMPIA 2013 ⑥フィットネス

アデラ、貫禄の優勝
フィットネス・オリンピア FITNESS OLYMPIA。

すっごく大変だけれども、これぞ究極の体作り。選手の皆さんにはホントに頭が下がります。

フィットネスの選手たちの体は、まさに『鍛え抜かれている』と言う表現がぴったり。ずらっと並んだ様は圧巻です。

パフォーマンスは飛んだり跳ねたり、バック転等の体操技と、片手腕立てなどの力技、ダンス系にショー的な要素、と盛り沢山で目まぐるしい。
その努力と練習の大変さは、本ッ当~~に、文句なしに、賞賛モノなんですが.......

フィットネス
どーも盛り沢山過ぎてパフォーマンスが忙しく、ジャンプやハイキック、といった基本的な動きにキレがない。
ジャンプは低く、動きが重い。

次から次へと技に移るので、ひとつの技のキメが甘い。
体操技、力技は十分に入っているけど、ダンス系が少ないので何となく華やかさに欠ける。
ショー的な見せ場が少なく、チアリーディングと床運動を足して2で割った感じ。

けれどもこれは、二人を除いて、の感想。

そのうちの一人は、オクサナ・グリシナ OKSANA GRISHINA 。
フィットネス
さーすがロシア人、とても芸術的なパフォーマンスでした。
白い怪しげなお面をかぶって登場した彼女、長い事顔を隠していてついに取った!綺麗な顔が現れる!と思ったら、バットマンのジョーカーのメイクをしていて、(お面を)取っても怖い。
うう~~ん、ちょっと懲りすぎ?

そしてもう一人は、女王、アデラ・ガルシア ADELA GARCIA。
貫禄だけで十分優勝。それに完璧な体、キレのあるパフォーマンス、高いジャンプが加わってダントツの優勝です。

でも.........ミア・フェネガンMIA FINNEGAN、
フィットネスのディーバ達
スージー・カリー SUSIE CURRY、ケリー・ライアンKELLY RIAN.....を実際に見た事のある私にとっては、ちょっと物足りない。
彼女達のパフォーマンスは、衝撃的に素晴らしかった。人間の体ってあんな事できるの?と叫びたくなる位、身体能力のレベルが高かった。
それに技だけでなく、エンターテイナーとしても十分に楽しませてくれた。

今の選手達は、彼女らを追い越せないでいる、と言う印象を持った。
バック転すら出来ない私が言うのもなんですが、フィットネス、何となく膠着状態の様な気がする。

心から応援したい、がんばれフィットネス!!!

To be continued.......

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