2013年10月25日金曜日

OLYMPIA 2013 ⑩MR.OLYMPIA プレジャッジ


カイ・グリーン
さてメインイベント、ミスター・オリンピア MR.OLYMPIA だ!

帝王フィルの3連覇なるか?
ジェイ・カトラーの返り咲きなるか?
それともエイリアン・カイ・グリーン KAI GREENE が悲願の初優勝を達成するか?

フィル・ヒース PHIL HEATH、ジェイ・カトラー JAY CUTLER、デキスター・ジャクソン DEXTER JACKSON 、3人の歴代の MR.O が同じステージに並ぶという激戦だ。

プレジャッジを見ると、残念ながらジェイ・カト

こんな事やっちゃうカイ。首大丈夫??
ラーはアウト。


バルクはあるけどパンパンで、カットもストリエーションもない。
元オリンピアン、というネームバリューをおまけして、いいとこ6位だろう。

カイ・グリーンは、昆虫が羽を広げる時みたいな背中が凄い。パカッと割れて飛んでいきそうだ。
でも少々甘いか?皮膚が分厚い。
彼はあの体でブレイクダンスなんかやっちゃうもんだから、人気が凄い。
声援は一番多かった。
地味目(真面目)のビルダーが多い中で、彼はムードメーカーだ。

そして、帝王フィル・ヒース。
プレジャッジ。左からジェイ、カイ、フィル
帝王の名にふさわしく、隙の無い体だ。欠点が見当たらない。
欠点がない、というと全てが平均化していて特徴がなくてつまんない、と言う印象を持つかもしれないが、それは違う。

ボディビルと他のスポーツの決定的な違いはここにある。
例えば空手の組手なら、蹴りは不得意だけど逆突なら誰にも負けない、と言う様な、何か一つ傑出した技があれば勝てる。

でもボディビルは、どこか一つずば抜けたパーツがあってはだめなのだ。
あくまで身体全体のバランスが重要で、上腕
プレジャッジ。左からジェイ、カイ、フィル
二頭筋が大きいが故に他が貧弱に見えてしまっては元も子もない。

ついでに言えば『筋量があるかどうか』を判断するのは見た目の問題であって、ボディビルは見た目で評価される。サイズを測って競う訳ではないので、関節など細い方がいい部分は細いままで、そしてあらゆる筋肉を肥大化すると、大きく広がりのある体に見える訳ですな。

空手の形で言えば、ゆっくり動くべき動作をゆーーーーーっくりやると、素早く動くべき動作をまあまあの速さでやっても、早く見える........とまあ、こういうトリックな訳です、と思うんだけど、そんなに単純ぢゃないっす、はい。
プレジャッジ

ボディビルは言うのは簡単だけど、やるのは非常~~~に難しいです!!
コンテストに出た事のある人なら分かりますね~?

フィルの身体、特に背中が見事に左右対称なのが何だか人間離れしている。
アニメオタクがあらゆるデータをインプットして緻密に計算をし、人間の完璧な体を数値ではじき出し、そのデータに忠実に基づいてフィギュアを作った様な体、と言うと褒め過ぎだろうか?

でも彼はフィギュアではない。
ジェイ・カトラー
血の通った人間で、彼の人間味あふれるキャラクター加味される訳だから、とても魅力的だ。

彼はデンバー大学でバスケの選手だった。その後ボディビルに転向したのだが、たったの10年足らずで頂点を極めてしまうなんて信じられない。

そしてまだ33歳、若い!
まだまだ可能性を秘めたフィルの身体。
これからどんな進化を遂げるのだろう?末恐ろしい THE GIFT だッ!!!

To be continued.......

☆2013 オリンピアの結果はこちら→2013 OLYMPIA RESULT
☆OLYMPIA 2013その他のエピソード☆①速報☆PHILL HEATH 3連覇!フィル・ヒースへの長い道③エキスポ④212 SHOWDOWN⑤ウイメンズ・フィジーク⑥フィットネス⑦ビキニ⑧フィギュア⑨MS.OLYMPIA⑩MR.OLYMPIAプレジャッジ⑪MR.OLYMPIAファイナル~ポーズダウン⑫MR.OLYMPIAフィル・ヒース完全優勝⑬MR.OLYMPIAインタビューとガーラ⑭おまけ....ジムの様子


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