2013年3月19日火曜日

技術より心術


2001年ウインブルドン
ゴランとパトリック
ゴラン・イワニセビッチ Goran Ivanišević というテニス選手がいた。彼は2001年ウインブルドンでワイルドカード(主催者推薦)で出場し、オーストラリアのパトリック・ラフター Patrick Rafter との死闘の末、初優勝を遂げた。

無冠の帝王と呼ばれた彼の、初めての4大大会での優勝。
その時のインタビューで、「今引退できたら最高だ。」という様な事を言っていたのが印象に残っている。
彼はもちろんその後も現役を続け、結局これが最初で最後のビッグタイトルだった。

2011年アリゾナ春合宿
最高のときにやめたい........
これって本音だと思うし、その気持は良くわかる。
2011年の全米空手大会で総合優勝をした時、今やめたら最高(楽)だろうな、と思った。

でもやめなかった。
理由は、連覇する、という新たな目標ができたから。
またこの感動を味わいたい。
簡単ではないのはわかってる。でも挑戦したかった。

人によっては、一回勝って満足する人、優勝して満足する人、優勝はただの通過点と考える人、または稽古だけで満足する人、いろいろいる。いいとか悪いとかの問題ではなく、その目的によって、稽古に対する態度、姿勢が変わってくるのは事実ではないか。

何となくやっている人は、適当なところで手を抜いたり、自分の欠点には余り目を向けない。
目的をハッキリ持っている人は、自然と稽古の仕方が貪欲になる。その目的を達成するために、常に『まだまだ』『もっともっと』という意欲が溢れている。欠点を死に物狂いで直そうとする。

これが数年、何十年と続いたらその差は愕然としたものになるだろう。

目標は高い方がいい。
『一回戦勝つのが目標なの。』と公言していると、一回戦しか勝てない。
多少無謀でも、『てっぺん』を常に目指していれば、その気迫や態度でかなり変わってくる。

特に試合って、隙あらば相手を蹴倒してやろう、という闘争心がぶつかり合う場なので、気持が引けたら即態度に表れる。相手も絶対に見逃さないのでどんどんつけ込まれる。
怖いのは自分だけじゃない。相手も怖いのです。
気迫で劣ったら勝負には勝てません。
勝利の女神は、勝利に対する執念が強い方に微笑むもんだと思います。

松涛二十訓 第五条
『技術より心術』

☆あなたのモチベーションをUP↑↑する関連記事
技術より心術絶対出来る!チャレンジ精神平常心を養うために勝組として生まれてくるのか?欠点を克服せよ!


***サプリ一口メモ***
頭脳の働きを助け、善玉コレステロールを増やす作用のあるフォーミュラ、L.A.NUTRITION のEFAは、GMO フリー・必須脂肪酸ブレンドです!!


livey.comnjtpower.com

0 件のコメント:

コメントを投稿