2011年12月9日金曜日

第33回国際松涛館空手連盟全米大会2011 その9.後の先、対の先、先の先


形で勝ったのはうれしいけど、喜ぶのはまだおあずけ。問題の組手が控えている。
男子の形が終わり、女子組手準決勝が始まった。
相手は、今年からシニアに上がってきた黒人女性。積極的に攻め、技あり2つ、合せて一本で勝ちを決めた。

もう一つの準決勝は、2連覇のキャローと道場メイトのローリースー。
2人とも170センチを超える長身、手足が長い。
一進一退の攻防の末、引き分け。延長戦に入った。


延長戦は先取り一本、2分の間で、先に技ありか一本を取った方を勝ちとするルールだ。
キャローが技ありを取り、決勝の相手は彼女に決まった。

初めての組手決勝。
先生がひな壇から心配そうに見てるのがわかる。
ここまで来たら、後はやるっきゃないでしょ???
よし、二つ目の金メダル、絶対狙ってやる!!


組手のタイミングの取り方には3つある。
ひとつは『後の先』 相手の攻撃を受け(または避け)、その後反撃に転じる。所謂ブロック、カウンターだ。

二つ目は『先の先』 相手が攻撃をしようと動き出す瞬間前を察知し、先に自分が攻撃を行うことだ。攻撃する前って、目にぐっと力が入るとか筋肉が収縮するとか、身体的な動きがあるのと同時に、空気が一瞬変わる。それを察知して、相手が行動に入る前に仕掛けるのだ。ただ、そういった変化を全く見せないで動ける人もいる。もちろんそのほうがいいし、それが最終目標ではある。


三つ目は『対の先』 相手が攻撃をし始めた後に動き、相手の技が入る前にこちらの技を相手に入れる。

私が得意なのは『対の先』だけど、これは見切るのが難しいし、リーチの差が20センチはあるから、さて、どうしたもんかな........


To be continued........

 **大会結果の詳細はココをクリック**

第33回 国際松涛館空手連盟 全米大会 ISKF US NATIONALS 2011 その1.速報その2.スーパーシニア誕生その3.こだわりのメダルその4.下半身の安定性が鍵!その5.形の予選その6.組手予選その7.集中あるのみその8.形で優勝!その9.後の先、対の先、先の先その10.組手で優勝!その11.表彰式その12.白い黒帯


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