相手のリーチが圧倒的に長い場合、『先の先』か、『対の先』を使うことが有効だ。
私は先攻逃切りタイプ、彼女は待つタイプ(後の先が得意)。
特に作戦があったわけではないが、気分的にノッていたし、イケイケムードだったので、積極的に行こうとは思っていた。まあ、それが自分の組手スタイルなんだけど。
試合が始まった。
開始直後、思い切り飛び込む。まずは技ありゲット、よしゃ。
相手がガードを固くする。
予想通りあまり仕掛けてこない。なら、先の先か?
何にしてもまず、『自分の間合い』を取らなければならない。
私の間合いとは、相手が簡単に届く距離でもあるので、長居は無用。積極的に攻撃すべし。
彼女は、一本目の攻撃の後を狙ってくるはず。
一回攻撃(蹴りや突き)した直後って、審判が取ってくれるのを期待してるのか、それとも攻撃した、という安心感があるのか、とにかく隙ができやすいのです。
攻撃を仕掛けた後、審判の『やめ!』が入るまでは、連続技をとにかく出した。
でも、がむしゃらに手を出せばいいのではありません。ちゃんと自分の生命線もカバーしながら出す。肘の位置は大切です。
注意されていた彼女の前蹴りもブロックできた。
積極的に行った。後悔はしたくなかった。
2回目の技ありが決まった後、元の位置に帰ってもファイティングポーズをとっていた自分。(両手を下ろし、自然体にならなければいけない。)主審が自分のほうに手を上げ、勝ち名乗りをするまでは半信半疑だった。
観客の歓声が聞こえる。
礼をし、リングから出るとき、泣きそうになっちゃった!!
リングサイドに放心状態で座り込んでいたら、シアトルのキャンプで同室だったティナが来て、「PICO、おめでとう。ほら、赤ベルトはずしてあげるわ。ね、グローブも、もういいのよ。お水飲む?大丈夫?」と世話を焼いてくれた。ティナ、優しい~~~~~♡
To be continued........
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第33回 国際松涛館空手連盟 全米大会 ISKF US NATIONALS 2011 その他のエピソード その1.速報、その2.スーパーシニア誕生、その3.こだわりのメダル、その4.下半身の安定性が鍵!、その5.形の予選、その6.組手予選、その7.集中あるのみ、その8.形で優勝!、その9.後の先、対の先、先の先、その10.組手で優勝!、その11.表彰式、その12.白い黒帯
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