2011年1月17日月曜日

WHAT'S " 悔しがれ!" ?


空手の道場で、矢口先生がおっしゃった事を、僭越ながら時々通訳するのですが.......訳すというより説明する、の方が近いけど.......日本語で当たり前に使っていても英語にはない表現もあり、時々、ゑ"?(?_?)? となる時がある。

それが果たして自分のボキャブラリーにないだけなのか、単語そのものがないのか、判断つきかねる事も多々あるので、困ったちゃんなのデス。

つい最近あったのは「悔しがれ」


先生がおっしゃったのは、「悔しい、と言う気持ちを忘れてはいけない、もっと悔しがれ!」だった。

というのも、勝てるべき相手に負けても、ちっとも悔しそうではないのが、不甲斐無かったんでしょう。
だから話の内容としては、例えば試合で負けて悔しい⇒次は負けたくない⇒上手く、強くなりたい⇒稽古して自分の欠点を直そうとする⇒上達する⇒みんなニコニコ。

この中には、欠点を直さないと(アドバイスされた事をきちんと聞いて、直そうと実行すること)、上達はありえない。間違えたままやるのは時間の無駄だ。次は悔しい思いをしたくない、という気持ちは正しくやろうとするモチベーションになる.....とまあこんなニュアンスが入っている、と私は理解したのです。

でも、『悔しい』にぴったりくる英語が思いつかなかったので、ちょっと違うよな~と思いつつ“frustrate”を使い、どういう気持ちか説明もしたのだが、やっぱりちょっと違ってたみたいで、ゴメンナサイ。

mimiちゃん(数ヶ国語操るプロの通訳)に聞いたり、道場メイト(日本語を理解しないアメリカ人)に聞いたり、日英できるアメリカ人に聞いたり、ググったり。
結果、『悔しい』にぴったり当てはまる、一言でこれ!という英語はどうも無いようです。とほほ.....(-"-)
状況によって使い分けるしかないらしいです.... 


道場メイトのオードリー女史の意見はこの場合、“BITTER FEELING” が一番近いんじゃないか、ということだった。
ただ、「性格的に、悔しい、ていう感情がとても薄い人もいるから、そういう人には理解できないんじゃないかしら?」とも。
こう言われましたと先生にお聞きしたら、「それじゃダメなんだよ。」と一言。

そうだよなーーー、「あ、そ、じゃ、しょうがないね、バイバイ」、と言う訳にはイカンのですよ!

と同時に「アメリカ人って、そういう、ネガティブな感情(悔しいとかイライラするとか)、Bad feeling は、カラダに留めておいちゃいけない、ていう考え方もあるから、みんな早くに忘れようとするんじゃない?」とも。

うう~~ん、それもそうだけんども....それじゃ通訳になんないんだども.....

日本人の方が根に持つんでしょうかねぇ。かもしんないけど。

言葉って奥が深いです。
例えば同じ英語の単語でも、イギリスで使うのとアメリカで使うのとでは微妙に違ってくるだろう。きっと、アメリカ国内の西海岸と東海岸でも。

言葉って、文化そのもの。
日本語にあって英語にない表現、英語にあって日本語にない表現は、ゴマンとある。

向き不向きもある。
例えば切ない表現をしたいのなら、絶対日本語でしょう。
けれどワタクシ、ケンカをする時は英語でしますし。

文章と話し言葉もまた違ってくる。
今度また「悔しがれ」がでたら、「だからー、SHxxT!!!とか~、FxxKとか~、DAxx!!っていう感じです!」って言っちゃうかもしんない。

レートはRですね。


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