第32回国際松涛館空手連盟全米大会 2010 その2.予選前夜

2010年度、第32回国際松涛館空手連盟全米大会International Shotokan Karate Federation (ISKF)/US NATIONAL KARATE CHANPIONSHIPSが開かれる、サウスダコタ州スーフォールズ市Sioux Falls、South Dakotaは、アメリカの寒冷地帯、ミネソタ州MINNESOTAに近く、飛行機の金属部分が凍り付いて飛ばなくなったことがあるくらい、寒くなる場所だ。

大会は土日、私は金曜日に現地入り。
天気予報を見ると、10－15℃くらいで、フライトは大丈夫そうだ。
スーフォールズは直通便が少ないため、デンバーで乗り換える人も少なくない。空港に行くと、元道場メイトのサンタモニカの人たちと一緒になった。


先に現地入りしていたmimiちゃんから、「天気は良いけど風が冷たい」という情報が入っていたので、もこもこのブーツをはき、マフラーやらセーターを持ち、防寒対策バッチリにして行ったら、Tシャツ姿の人もいるくらい暖かかった。

ホテルにチェックインし、荷物を置き腹ごしらえを済ませ、道衣に着替えて、試合会場となるコンベンションセンターにウォームアップしに行った。
ホテルとコンベンションセンターは廊下でつながっており、外に出る必要はない。
会場にはリングが5つ、地区別の旗と、星条旗と日の丸がかかっており、『大会』の雰囲気バッチリ。
否が応でも気分が盛り上がる。

滞在するホテルも、試合会場となるコンベンションセンターも、丁度良く暖房が効いていて過ごしやすかった。
少しウォームアップするだけで汗ばむ。ああ良かった、冷房に悩まされずにすむ～。

もうひとつの大きなベネフィットは、試合のリングが床だったこと。
普段道場では床で稽古しているが、試合の場合はカーペットやマットの場合がほとんど。
カーペットは滑りやすく、マットは沈むので、ジャンプした後などバランスが取りにくかったり、急な切り替えの時足の裏が滑らず、膝や足首をひねってしまう事がある。
余り慣れてないし、神経を使うところ。
でも今年は床、精神的にだいぶ違う。

まずウォームアップもかねて形を一つ一つ丁寧にやる。
次にタイミングに注意しながら少し速い速度でやる。
そして、フルスピード（最速で、という意味ではありません。本番のつもりで、です）、フルパワーでやって仕上げる。

実際にリングに立ち、その感じ、雰囲気をつかんだり、床のすべり具合や固さなど、足の裏に覚えさせる事も大切。

夜7時からのインストラクター・トレーニング（指導員養成講座）を受けて、夕ご飯はカーボアップ、パスタを食べ、リラックスするために赤ワインを一杯。
フレクサFLEXAを摂り、早々とベッドに入って、後はイメトレ。

矢口先生がおっしゃった、「自分を信じろ！！」（「そっか、先生を信じればいいんだな」と解釈）という言葉を胸に、明日への闘志を静かに燃やすのでした.......


To be continued......


月曜日に20℃あった気温も、0℃まで急降下。昨日はみぞれ、今日は天気は良かったものの気温は上がらず、明日は雪の予定。ついに冬が来てしまったようです....

大会の全ての結果はここをクリック！2010年ＩＳＫＦナショナルズ結果

(^^)v第32回 国際松涛館空手連盟 全米大会 ISKF US NATIONALS 2010 その他のエピソードはこちら☆矢口マジック、その1.速報、その2.予選前夜、その3.予選開始、その4.形の予選、その5.形予選突破、その6.組手予選通過、その7.決勝に向けて、その8.開会式、その9.全米チャンピオン、その10.組手決勝ラウンド、その11.戦い終わって.....


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