2007年7月23日月曜日

なんたって自転車(^_-)-☆


 さて私も実際に走って見たくなった。

 ただし、自転車で、である。

 愛車はジャイアントのレイニアーモデル。MTBである。27スピードという優れものだ!しかし、背が低いのでホイールは26インチ。ち、ちっこい‥回転数でがんばる!
 初心者なので、Tarzanの”やっぱり自転車が最高!”を読み最低限の基本を頭に入れる。

 ガイドはボールダー在住の友人Aにお願いした。

 ルートは63号→ネルソンロードNelsonRd→36号→アマンテAMANTE*→ジェイロードJayRdで戻ってくるというもの。合計約34㌔。

 このへんでは自転車はロードバイクが圧倒的に多い。みんなカッコイイ!!しかも今、ツール・ド・フランスの真っ最中だ!なんか燃えてくる(^^)v太陽もぎらぎらだ。
 35℃の炎天下のもとをとにかく走りだした。

 さて、このコースは一般道なのだが、見通しはいいし、車は少ない。ゆるやかな上り、下り、フラットな道が約200mおきにくる。実にバランスがいい。トレーニングにはもってこいだ。
 
 快適にトバしていると、後ろからAの声が飛ぶ。
「前のギアを上げて!」
「下げて!」
「後ろッ!」
「漕ぎながら!」
「もっと!」

 ひ、ひえ~~‥‥

 感想‥‥き、きっつい。し、しんどい。な、なにがつらいって、呼吸。肺が爆発するかと思った。
 もう、ヤケクソ。

 はっきりいって上りは、そんなに急でもなければそんなに長くもない、はず。でも、い、息が苦しい。こんなとこを足で走る、なんて絶対ヤダ。でもきっと選手たちは私の自転車よりずっと早いと思う。
 それにここはタダの平地。こっからみんな山に走りに行くのである。化けモンか?

 それでも少しずつ慣れてきた。「うへ~~あれ、また上るの?」と思いながらも気持ちいいと思える余裕も出てきた。
 牛がのんびり草を食べてる。広々とした田園風景。そう遠くないところにロッキー山脈のぎざぎざした尾根が見える。

 やっぱりいい、ボールダーはいい!

 チェックポイントであるアマンテで一休み。

 ここはイタリアンカフェで、コーヒーはもちろん、ジェラートもおいしい、とってもおしゃれななカフェだ。そして、サイクリストたちの溜まり場でもある。
 ここを拠点にして山に行ったり、ロードに出たりする。
 見るからに高そーな自転車がとめてある。

 あれは、フレームだけで$3,000、こっちのはスポークが特別仕様。と、Aの説明にふん、ふん、とうなずく私。

 自転車って奥が深いのね~と感心しながら、今度は絶対山道に行こう、とひそかに決心する私なのでした。
 
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2007年7月18日水曜日

走ってみる?!ボールダー レザボア


 さてここで私は、強力な助っ人を得た。
 
 その名は友人A。
 Aはなんと、以前日本人陸上選手のコーディネーターをしていた。もちろん日本語ぺらぺら、読み書きOKの、願ったり叶ったりなアメリカ人である。
 
A曰く、チームや個人によって、練習場所が違う。それぞれお気に入りの場所がある。(なわばりってこと?)それに、当然練習目的によっても違う、とのこと。(そりゃそーだ)
 
 そこで、簡単に行けるところは?と教えてもらったのが前回、今回の写真の場所、ボールダー レザボアBoulder Reservoir(以下RES)です。ボールダーの北に位置する、600Acreの貯水池で、その周りが原っぱになっていて散歩道がある。
 実際、ランナーらしき人がもくもくと走っていた。ここで走りこんだ選手が、世界記録を出すかもしれない、と思うとなんか感慨深くなった。

 さてRESは、池の淵にちょっぴり砂浜があって、ビーチの雰囲気も楽しめる。

 若いあんちゃん3人組が、ビールとBBQのコンロをもってやってきた。楽しそう!私も仲間に入りたい

 ㊟公共の場所での飲酒はダメです。ホントはね(・。・; 

 池では、ジェットスキー、ウォータースキー、ヨット、カヤック(ひっくりかえって起きる練習をする)フィッシング等が楽しめる。クラスもあります。犬も楽しそうに泳いでいました。波もないし、あまり深くはなさそう、です。
 
 そこで私はある光景を見た。

 もともとボールダーはとってもヒッピーな街。と、いうことはヌ~ディストも当然いるってコトです。なんの違和感もなくいました。さすがに写真は撮らなかったけど、彼がこっちを平気で向くので、バッチリ見てしまった‥‥役得???
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2007年7月16日月曜日

ハイテクvsローテク



日本では特にボールダーは、マラソン選手が合宿を行うことで有名である。

実際、有森裕子さんはだんな様と仲良く暮らしてるし、”高橋尚子選手、強化合宿のためボールダーに出発!”という記事を見るのも珍しくない。
しかし、ここにはそれ用の施設なんて、な~んにもない。ホントになにもないのだ。ちょっと拍子抜けするくらいである。

車で2時間ほど行ったところに、コロラドスプリングスColorado Springsという街がある。

ここにはオリンピック・トレーニング・センターがある。あの、アポロ オノ(ショートトラック スピードスケートの金メダりスト)は、ここでトレーニングしていた。標高もボールダーより高い1,839m。ハイテクな練習ならこっちである。

 **ついでと言っちゃナンだが、喜多郎も住んでる**
 
 なぜ、ボールダーなのか?

あるのは、大自然のみ。そう、その大自然が素晴らしいのだ。

山あり、谷あり、平地あり、上りあり、下りあり(小川もある(^^)v)の変化に富んだ自然のコースが、それこそ無数にあるのである。選手たちは、この大自然を相手に、思い通りの練習をしているに違いない。きっと一番実践的で、効果的な練習方法なんだろうな‥‥

写真は、その数あるコースの中のひとつです。ビックリするほどフツーでしょ?くわしくは、次回(^_^)/~

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2007年7月13日金曜日

アウトドアなんてアタリマエ!


 アウトドアスポーツ大好き人間にとって、ボールダーはまさに天国、よだれがでそうな街である。

 なんたってボールダー人にとってアウトドアなんて、特別でもなんでもなく、夕飯のオカズを買いに行くようなもんなんである。

 ロードバイク、MTB、トライアスロン、ロッククライミング、ボルダリング、マラソン、ウォーキング、ハイキング、トレイルラン、バックパッキング、カヤック、ラフティング、カヌー、キャンピング、登山,熱気球、パラセーリング、パラグライダー、ハングライダー、ヨット、水上スキー、モーターボート、ジェットスキー、フライフィッシング、なんとボディーボードも!!

 できないものは‥サーフィンくらいかな??

 冬はもちろんスキー!

 コロラドのパウダースノーはサイッコ~である。
 アルペンスキーだけでなく、クロスカントリー、バックカントリースキーも盛ん。これは、スキー版バックパッキングだ!

 そして、これらのスポーツができる場所まで、車または徒歩で0~1時間もあれば行けてしまう!なんてこった\(^o^)/しかも初心者からエキスパートまでなんでもござれ。

 とにかく無限にコースがあるのです。

 写真は、街の中心地から車で10分程のところにある山でロッククライミングの練習をする人たち。

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2007年7月11日水曜日

ボールダーってどんなとこ??PartⅡ



ボールダーは、四季がはっきりしている。

 夏は超暑く(35℃なんて当たり前!)冬は極寒(0℃以下)である。
 ただ、とても乾燥しているので、不快指数とは無縁なのがうれしいところ。  
 年間晴天日は300日以上という、雨が異様に少ない土地でもある。ただ、やっぱり山なので、天気は変わりやすい。特に夏は、雷→夕立、というパターンが多い。
 山に遊びに行って、もし雷が始まってしまったら、覚悟すること!かなり近くで鳴るはずデス。蜘蛛の巣のような稲妻は、すごい迫力。(・_・;)

 日差しは冬でもかなりきついので、サングラスと日焼け止めはマストアイテム。 
 空は青い、というより藍色だ。運動しても汗なんかかかない。もしかいても、あっというまに乾いてしまう。

 水分はこまめに補給するべし。

 お湯はすぐに沸いてしまう。
 空気が薄いので、酸欠で気持ち悪くなることもありマス。
 
 なんかカラダが軽いような気がする。と、いつも思う。空手をすると、早く動けるようなカンジ。テニスをすると、ボールの飛びがイイようなカンジ。トレーニングすると、同じ20kgでもなんか軽いような‥‥。

 これってもしかして、重力も軽いってこと!!??

   写真はボールダーの、冬と秋です。

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2007年7月9日月曜日

ボールダーってどんなとこ??PartⅠ


コロラド州ボールダーBoulder、Colorado 州都のデンバーDenverから北西に50km.標高1,627m.高い。
人口10万人ちょっと。コロラド大学がある学園都市でもある。
ロッキー山脈の東側の麓に位置する。だから、ここでは山がある方が西、ということになる。簡単。
このあたりから東側は、えんえんと平地が続く。
 
ボールダーをうろうろしていると、やたら広大な空き地がめだつ。
牧場でもなく、畑でもなく、家が建つわけでもない、いわゆる原っぱである。これはなんと、市が土地を買い上げて、自然環境を守っているのだ。
だから、緑の要塞に囲まれたボールダー独立国家、な~んて言われちゃうのだ。
実際、ココの人たちは「ボールダーに住んでいる」ということに、とてもプライドを持っている。開発の波に押されないで、この環境、雰囲気を守っているのは、すごい住民パワーだ。かといって、ヒステリックになんでもかんでも反対、と言ってる訳ではない。

ボールダー人は、とても頭がいいのだ!と、思う。 
 
そう、この街の魅力は、”はまる”と、いうところにある。

うそっぽいけどホンモノの自然。
ちょっと変わった人たち。
思いっきり田舎の風景に、洗練された街。この絶妙なバランス。

どんどん紹介していきますのでお楽しみに\(^o^)/

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2007年7月8日日曜日

ユタからコロラドへ!!


 ネバダ州を離れ、ユタ州に入る。

 1時間ほどドライブすると、景色が変わってきた。赤茶色の奇岩が増えてくる。気の遠くなるような時間をかけて侵食されたこれらの岩は、ひとつとして同じ形のものはなく、なんともいえない不思議な形をしている。まるで違う星に来てるみたいだ。

 キャッスルバレーCastleValley-写真-で車を止める。乾いた大地には生き物の気配がしない。とかげも、虫もいない。遠くに川のあとが見える。もちろん水はなし。360度この景色。

 15号から70号に入り、300km程走ると今度は緑が増えてくる。川もある。コロラド州に入ったのだ。
 ボールダーまで、あと400kmくらい。山道(と、いってももちろんりっぱなフリーウエイ)を上ったり下ったり、くねくねした道が続く。オートバイも多い。おもしろそう!なんと自転車野郎もいた。ひとりツール・ド・フランスか?(標高は多分2,500m位はあるはず!)

 峡谷に入る。岩が覆いかぶさってくる。落ちてきそうでちょっとコワイ。森林と岩の、素晴らしい景色が続く。ヘアピンカーブも続く。景色を見たり、ハンドルを切ったり忙しい。そして峡谷を抜け、草原が広がり、フラットアイアンFlatironが見えたら、ボールダーだ。



(*^^)前後はコチラ。バイバイ、L.A.24-7!ラスベガスユタからコロラドへ

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